□ 「久慈川りせ」メガネ補足を若干しているページ □



「久慈川りせ」通称”りせちー”のメガネの加工について説明するサポートページです。

説明と言うより、失敗例を書いてるだけなので、ちょっとした参考にしていただければと思います。


※ 注意 ※
掲載画像ではすべて塗装済みですが、実際に作業する際には、
エッチングパーツ、レジンパーツの両方とも塗装する前に加工をしてください。
また自己責任にてお願いいたします(お約束ですが)









1、準備


まず、エッチングメガネパーツを用意します。
今回使用させていただいたのは、五菱重工様の「オリジナルエッチングメガネキット EG−05」です
りせに合うのは1/8用の2種です。また、今回レンズは作成しておりません

また、前髪パーツを若干変形させた方がメガネを装着しやすいので、
それについても説明します。(後述)

※画像は使用後のものなので、使ったメガネは写っていません。※














2、メガネパーツ加工


基本的には、切り取って、ペンチで曲げ、塗装するだけです。
その説明をします。

※完成例※








2-1、切り取りについて


パーツを切り取ります。
切り取った後はやすり等で綺麗にします。

つるの長さですが、画像などを参考に慎重に調整してください。
2-3の画像のように、約15mmほど残す感じで、
最初は長めに切っておいた方が良いです。












2-2、曲げ加工(フレームまわり)


ペンチなどで曲げます。
説明書にもあるように平らなものを使用してください。
ギザギザ面で掴むと痕が付いてしまいます。

メガネフレームのすぐ横(画像青丸)はフレームの方を曲げてしまわないように注意してください。
ペンチでフレームの方を掴み、つるの方を曲げてください。











2-3、曲げ加工(耳まわり)


耳に掛けるつるも同様にペンチなどで曲げます。
若干長めの状態から調整した方が曲げやすいです。

また、ここが一番注意すべきポイントでして、
調整する際に、キットの表面に傷をつけないように気をつけてください。
基本的にエッチングパーツはエッジがシャープですので、
それにより塗膜やキット自体に微細な傷をつける場合があります。

特に鼻あての部分は気づかない内に傷が付きやすいので気をつけてください。

完成画像ではつや消しでの完成品ですが、これも傷を見えにくくするための意味があり、
グロス加工のものだと傷がとても目立ちます。
ですので

「メガネを1度付けたら外さない」
「つや消しで仕上げる」

事をオススメします。

以下画像を参考にメガネを加工してください。









2-4、塗装



加工後は塗装をします。

塗装の下地は「メタルプライマー」を使用してください。
塗料の食いつきが良くなります。









3-1、前髪について


今回、メガネパーツを使用しましたが、
原型を作り終わってからメガネを付けたくなったため、
そのままだと付けづらくなっています。
作例では前髪を若干変形させ、メガネを付けやすいように加工していますので、
その説明をします。





3-2、前髪の加工


画像のように、(青矢印の箇所)
「(キャラから見て)右側の髪の毛を外側に、左側の髪の毛を内側にする」
この加工で、メガネのつるが通しやすくなります。
好みで「両方とも内側」にしても良いと思います。

変形のさせ方ですが、レジンキャストは熱で曲げることが出来ます。
オーブンをある程度暖め、パーツが焦げないように注意して熱してください。
1〜2分程度で曲げられるくらいに柔らかくなります。
慣れてない方は蓋を開け、見ながら、触りながら様子を見るといいと思います。
素手で触るのが多少きついくらいになると大体は曲げられる状態になってます。

オーブン以外では湯煎などでもできると思われますが、
こちらは試した事がないので割愛します(汗
またライターなどでも当然出来ますが、
焦がさないように熱するのはかなり難しいのでオススメしません。(ガスコンロも同様です)

この加工と上記メガネの加工でお好みの形にしてください。






以上簡単ですが、ご参考までに。